まず作業場所を決めてから、マシンの拠点を選ぶ

5拠点からチームの所在地に合わせて選択

シンガポール、東京、ソウル、香港、米国西部の5拠点。いずれも在庫に余裕があります。

デスクトップを頻繁に操作するメンバーの近くを優先し、ビルドやファイル転送の経路も考慮しましょう。利用するのは仮想マシンではなく、専有の物理Mac miniです。実際の接続状況は、利用場所や通信事業者、接続ネットワークによって異なります。

5拠点すべて同一料金で、1日$21.8から。申し込み時の在庫状況は、コンソールに表示される最新情報をご確認ください。

近代的な建築物と、アジア太平洋・北米のチーム向けクラウドMac拠点選びの解説

拠点一覧

主に操作するメンバーの所在地を優先

以下の対応エリアは候補を絞るための目安であり、経路や接続遅延を保証するものではありません。5拠点とも両方の構成を提供しています。まず拠点を選び、その後プロジェクトに必要なメモリとストレージに応じて構成をお選びください。

SGUTC+8

シンガポール

対応エリア:東南アジア

東南アジアのメンバーが日常の操作やビルドを行う場合に適しています。拠点間で引き継ぐ際は、前の担当者のタスクが実行中でないか確認してから、同じマシンを使用してください。

拠点の現地時刻UTC+8
JPUTC+9

東京

対応エリア:日本・東アジア

クリックやスクロール、プレビューを頻繁に行うデスクトップ作業は、日本のメンバーに近い拠点がおすすめです。東アジアの他の地域から利用する場合も、実際のネットワーク状況を踏まえて東京を候補にできます。

拠点の現地時刻UTC+9
在庫あり 東京拠点を選ぶ
KRUTC+9

ソウル

対応エリア:韓国・北東アジア

韓国のメンバーが近くの拠点からmacOSの画面を操作できます。東京のメンバーと協業する場合、両都市は同じタイムゾーンですが、ネットワーク経路の状況が同じとは限りません。

拠点の現地時刻UTC+9
HKUTC+8

香港

対応エリア:中国南部・香港・マカオ・台湾

中国南部や香港・マカオ・台湾のメンバーが画面操作を行う場合の候補です。中国本土から利用する場合は、地域の通信事業者や越境ネットワークも考慮してください。地理的に近くても、低遅延が保証されるわけではありません。

拠点の現地時刻UTC+8
在庫あり 香港拠点を選ぶ
US-W米国太平洋時間

米国西部

対応エリア:北米西海岸

北米西海岸のメンバーが近くの拠点でデスクトップ操作や回帰テストを行う場合に適しています。アジア太平洋のチームと引き継ぐ際は、前日・翌日の取り違えを防ぐため、時刻だけでなく日付も記録しましょう。

拠点の現地時刻米国太平洋時間

現地時刻はお使いの端末の時刻をもとに換算し、1分ごとに更新されます。米国西部は太平洋時間に基づき、夏時間も自動で反映されます。この時刻表示は拠点の稼働状況を示すものではありません。在庫状況はコンソールの最新情報をご確認ください。

接続の確認

遅延の数値だけで判断せず、接続経路を比較

現在、参照可能な拠点別の往復遅延データはありません。そのため、以下では対応エリアと作業内容をもとに選び方を紹介します。参考値のミリ秒数を記載したり、地域間の距離を実測結果として扱ったりはしていません。

拠点別の接続ガイド:作業場所から候補を絞り、実際の作業で接続状況を確認しましょう。
拠点対応エリア適した作業接続後に確認するポイント
シンガポール東南アジアリモートデスクトップ、ビルド、ファイル転送東南アジアのメンバーによるデスクトップ操作の応答性、プロジェクトの取得やビルド成果物のダウンロード経路。
東京日本・東アジアリモートデスクトップ、ビルド、ファイル転送日本・東アジアのメンバーによるマウスやキーボード操作の応答性、開発用依存パッケージのダウンロードの安定性。
ソウル韓国・北東アジアリモートデスクトップ、ビルド、ファイル転送韓国・北東アジアのメンバーが途切れず操作できるか、ファイル転送中に中断が発生しないか。
香港中国南部・香港・マカオ・台湾リモートデスクトップ、ビルド、ファイル転送1回の往復テストだけでなく、主な利用者が普段作業する時間帯のネットワーク状況。
米国西部北米西海岸リモートデスクトップ、ビルド、ファイル転送北米西海岸のメンバーの操作感と、アジア太平洋への成果物の引き継ぎに使う転送経路。

表示値は参考情報です。実際の状況は接続ネットワークによって異なります。操作の遅れは、ローカルネットワークや画面転送、マシン上のタスク負荷が原因の場合もあります。1回の往復テストだけでは原因を特定できません。

作業内容に合わせて選ぶ

拠点選びは3つのルールで

  1. 01

    画面操作は近い拠点を優先

    まず、誰が日常的にデスクトップを操作するかを確認し、そのメンバーに近い拠点を選びましょう。ブラウザでリモートデスクトップを利用するには、最新のブラウザと安定したネットワークが必要です。ドラッグやスクロール、画面確認を頻繁に行う作業では、操作の途切れにくさが重要です。

  2. 02

    ビルドは利用者の多い地域を優先

    コードや依存パッケージ、ビルド成果物を誰がアップロード・ダウンロードするかを確認し、チームの多数がいる地域に合わせて拠点を選びましょう。コマンドラインでビルドする場合はSSHを利用できます。デスクトップの接続状況とコンパイル速度は、分けて考えてください。

  3. 03

    遠隔地の2チームには各1台

    アジア太平洋と米国西部にメンバーが分かれ、双方で頻繁に操作する場合は、それぞれの拠点で1台ずつ借りる方法があります。2台のインスタンスは個別に課金され、データも別々に保存されます。コードリポジトリや成果物を使って引き継いでください。ファイルは自動同期されません。

チームの分布例

同じプロジェクトでも、利用者に合わせて拠点を選ぶ

以下は拠点の選び方の例であり、導入事例や遅延測定の結果ではありません。メンバーの所在地と主な作業を整理し、1台を交代で使うか、両地域にインスタンスを用意するかを決めましょう。

中国本土とシンガポールのメンバーが協業

香港またはシンガポールを候補にしましょう。主なデスクトップ利用者が中国南部にいる場合は香港、ビルドや成果物の作業を東南アジアのメンバーが主に行う場合はシンガポールが候補です。最終的には実際の接続ネットワークを確認してください。

日本と韓国のメンバーが交代で作業

東京またはソウルを候補にしましょう。両地域は同じタイムゾーンなので、主な利用者に合わせて拠点を決め、デスクトップを使う順番を取り決められます。マシン全体を1人の顧客が専有できますが、複数のメンバーが同時に操作しても互いに影響しないという意味ではありません。

米国西部のメンバーが回帰テストを引き継ぐ

近くの候補として米国西部を検討しましょう。アジア太平洋のメンバーは引き継ぎ前にコードを提出し、タスクの完了状況を記録します。米国西部のメンバーはバージョンを確認してから回帰テストを実行してください。別のマシンを借りる場合は、ツールチェーンと依存関係を事前にそろえましょう。

申し込み前の確認

拠点を変える場合は、別途移行作業が必要

現在利用できるのは一覧にある5拠点です。地域の設定を変更しても、既存のインスタンスが自動で移転することはありません。拠点を変更するには、コンソールで移行先に新しいインスタンスを作成し、プロジェクトとツールチェーンを移してください。

移行前に復元用のコピーを保存

プロジェクトのリポジトリ、未コミットのファイル、署名証明書、プロビジョニングプロファイル、依存関係のバージョンを整理しましょう。元のマシンで実行中のタスクも記録し、移行中のビルド重複や成果物の見落としを防いでください。2台を同時に利用する期間は、それぞれに料金が発生します。

移行先で検証してからチームの利用を切り替える

移行先のインスタンスでXcodeと依存関係をそろえ、プロジェクトを一度ビルドします。CIを利用している場合は、ビルドマシンを再登録してタスクを検証してください。デスクトップとファイルのパスが使えることを確認してから、メンバーに接続先と引き継ぎ記録の更新を知らせましょう。

拠点による料金差はありません

5拠点すべて同一料金、1日$21.8から

UDP M4 16はM4 / 16GB / 256GB SSDで1日$21.8、UDP M4 24はM4 / 24GB / 512GB SSDで1日$40.9です。利用期間は日・週・月・四半期から選べます。お支払いが完了すると、インスタンスの課金が始まります。

お支払いはUSDT-TRC20、Visa / Mastercard / Amex(Stripe)のみ対応しています。すべて米ドルで決済されます。利用可能な決済ゲートウェイは、バックエンドから返される情報をご確認ください。

次の担当者に最適な拠点を用意

まずチームの主な作業場所を選び、次に構成と利用期間を決めましょう。拠点をまたいで利用する場合は、ツールのバージョンと引き継ぎ記録も準備してください。